<多摩美>空間デザイン
そもそも立体を作る際に、一番悩んだのが

「空間って何?」

という単純な疑問でした。

今回、空間を説明することはできませんが、空間を感覚的に把握する(と言うと大げさですが)までに至った試行錯誤をご紹介します。

・実際に課題(立体)を作る
基本中の基本。まずは立体を作ることです。

・作った立体の講評を受ける
重要です。必要ならばメモを取りましょう。

・同じ課題で、他の人がどんなものを作ったのか観察する。
こんな発想もあったのかと、勉強になります。特に浪人生の作品は良いものが多いです。

・自分の中で反省点をまとめる。
反省点を次回への課題とします。

以上のことは、予備校内でみなさんが行っていることだと思います。以下は、私が個人的に行っていたことです。

・他の大手美大受験予備校のパンフレットを請求。
5〜7校分ぐらいの資料を請求しました。とても勉強になります。
(特に武蔵野美術学院のパンフレットは必見です。)

・多摩美の入試合格作品集を購入。
自分の行きたい大学のものは、持っていて損はないと思います。この作品集は、大学もしくは大学のHPで購入できます。私は多摩美主催の説明会にて購入しました。

・購入した作品集の中から自分の受ける科の合格作品を講師の先生に講評してもらう
聞きに行く前に、各作品の聞きたいこと(立体と空間との関係性、配色、条件の狙い等)をノートにでもまとめておきましょう。聞きに行ってから考えると、時間も取るし、聞きそびれる可能性もあります。

・casaなどの雑誌を読む
個人的には「建築ノート」が好きでした。一冊の値段が高いので、立ち読みが多いです。

などでしょうか。
上記以外にも、実技を勉強する方法は無限にあると思うので色々と試してみてください。

2007年の入試から立体の傾向が変わったようなので、各予備校のパンフレットを見てどんな作品が合格したのか研究する必要もあります。

最初は上手くいかないことも多いかもしれませんが、立体は楽しいので、諦めず頑張ってください。



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