浪人時代 受験<多摩美>
<多摩美>
浪人後、最初に受けた試験は多摩美環境です。
こちらは第一志望ではなかったので、あまり緊張せずリラックスして受けることが出来ました。
初日、とにかく電車の乗換えが分からない。去年も行ったのに、すっかり忘れてしまいました。
とりあえず多摩美に行くっぽい人を見つけて、その人に着いていきました。
(電車の乗り換えはメモって行ったほうが良いです、意外と迷います。)

多摩美に着くと、友達と合流。
忘れ物がないかなどの最終チェックをします。そして、しばし談笑。
時間がきて、試験会場に入ります。教室の入り口で座席の抽選をし、ラッキーなことに部屋の角で、離れて見ることができる所でした。

試験が始まると、みんな一斉に書き始めます。部屋のパースはわりと早くとることができました。
形をとった後は、ひたすら描き込みます。が、となりの人を見たらデザイン科の人のようで、めちゃくちゃ上手い。鉛筆のタッチが全然違う、描写力も凄い。作戦変更で、微調整してパースをキツめにとることにしました。

終盤、逆光の位置だったので明るい所にデッサンをずらすと、思っていた以上に色がのっていないことが発覚。急いで全体に色をのせます。そして試験終了。正直、色がのりきれなかったので、納得のいくものではありませんでした。

次の日は立体。ここで事件が起きます。なんと、去年のデッサンに続き、今年は立体の傾向が変わりました。少し動揺しましたが、内容を見ると意外と自由度が高く、さほど問題にはなりませんでした。
むしろ、大変だったのはエスキースを間違えて立体が立たないことでした。

悩んだ結果、リブとテンションをつけて無理やり立たせました(笑)

色の配色は大失敗でした。残り時間が少なかったので、フィーリングで塗ったのですが、見事に失敗。
帰りのバスの中で「あーすれば良かった、こーすれば良かった」と後悔しました。

最後の日は、学科試験です。
国語の現代文の内容は過去問に比べて簡単でした。漢字でいくつか失敗しました。
小論文は、ある程度の型は意識しましたが、わりと自由に書きました。

英語は、若干読みにくかったのですが、パラグラフごとの設問だったのでなんとか解けました。
結果的に、英語は時間をあまらせることができたので、見直しまでしっかりできました。

一番驚いたことは、学科試験の日だけ帰りのバス(特に橋本行き)がめちゃめちゃ並びます。
ディズニーランドなみの行列です、本当に。


・色をのせる
・構造的な無理をしない

以上の課題を持って武蔵美の試験を迎えます。



[TOP][←戻る][→次へ]