美大受験予備校について |
実技対策は ・独学 ・学校の美術部などに入り、美術の先生の指導を受ける ・美大受験予備校に通う ・美大受験予備校の通信講座を受ける(地方の人に多い) の、大きく4つに分けることができると思います。 この中で、一般的なのは「美大受験予備校に通う」ことです。 美大受験予備校のメリットは、 ・各大学の各科の入試問題の対策に精通している講師陣。 ・美大学科専門の授業(別途費用がかかる。予備校によっては設けていない所もある) ・豊富な受験情報・資料 ・同じ目的を持った友達 ・ひとつの課題に対して、色々な解答を見ることができる。 ・モチベーションを維持しやすい ・年間を通して、実技レベルアップのカリキュラムが組まれている ・大手予備校は画材店が併設されている などです。 デメリットは、 ・他の3つに対して費用が高い。 (昼間部で年間70〜80万、夜間部で年間30〜40万、土日で年間30〜40万が一般的なようです。) ・ほとんどが都心にあり、通うのに時間・交通費がかかる。 (これに関しては、一般の大学を目指している人たちも同じだと思います。) などです。 通い始める時期ですが、意外と思われるかもしれませんが、早い人で高2から、一般的には高3の春期講習あたりから通い始める人が多いです。(各科によって違いはありますので、詳しくは美大受験予備校の入学窓口等にご相談下さい。) 私自身、現役も浪人も予備校に通っていましたし、トップレベルの美大を目指すなら正直行ったほうがいいと思います。(地方の人には通信もあります) 通信に関しては、地元に美大予備校がない地方の人たちに多いようです。夏休みや冬休みなどの大きな休みを利用して、都内の予備校に講習を受けに来る人もいます。 (私の友達もそうでした。) 他の二つに関してですが、独学は作品が独りよがりなものになりやすい上に、適切な講評をしてくれる人もいませんので、お勧めできません。 学校の美術部は、美術の先生の出身が自分の行きたい科と違って細かい指導が受けられない場合もありますし、同じ科を目指す友達も少ないでしょうから、ひとつの課題に対して複数の解答を見ることができないので作品の視野も広げにくいと思います。 私は現役時代予備校に通いながら、予備校で書いた作品を美術の先生のところに持って行き、予備校での講評を伝えた上で、さらに足りない部分を指摘していただいたり、指導していただいたりしました。(これは先生の人柄のおかげもあります。) このように、かなり偏った意見になってしまいましたが、パンフレットを取り寄せたり、美術の先生に相談したりして、自分に一番合った方法を探してみてください。 *ちなみに、都内で大手と呼ばれる美大受験予備校に関してはリンク集にまとめました。 各予備校の特色、イメージなどもご紹介しています。(詳しく知らない予備校に関しては、無責任な発言はできないのでコメントを控えました。) →リンク集はコチラ [TOP] |