武蔵美の国語で重要になるのは時間配分だと思います。
知識問題を早く確実に解いて、読解問題にいかに時間を残せるかが大切です。
私は本番で、読むのに１０分、知識問題に２０分、読解問題に３０分取りました。
しかし、本番では読解問題で解けない問題が二つ残ったので、時間配分の練習不足だったと反省しています。
知識問題で特にやりにくいと思ったのは、言葉の言い換えを選択する問題です。
私のやり方は、本文を読んだあとに、その言葉の本文での意味を大まかに想定して（あくまで本文に沿って、自分の感情を入れない）、選択肢を絞ると大体二つに絞れます。その後、その言葉自体の意味からもう片方削れば大体解答できると思います。
しかし、大抵二問ぐらいは絞りきれない問題が出てきて、それは直接迷った二つを本文に当てはめて決めます。それで文脈上、不自然ではないほうを選択します。
それでも、分からない問題が実際本番であったのですが、それはもうフィーリングでやりました（笑）ですが、これは最後の手段なので、しっかり答えを出して解答した方が良いです。
ここにあげた以外にも解方は沢山あると思うので自分にあったもの色々試してみてください。
古文に関しては、得意ではないのでここでは触れませんが、問われていることは基礎的なことが多いと思います。
抜き出し問題ですが、おそらくここが一番配点が高いと思います。
解答はほぼ絶対に字数も意味もぴたりと当てはまるので、出した解答が、字数が無理やりだったり意味が不自然なものは疑ったほうが良いでしょう。この感覚は、ここで説明するよりも実際に過去問を解いていただければ、納得してもらえると思います。
同時に、語集力も必要なのでその対策も必要です。
（私はセンター国語の過去問を沢山解いていくうちに、言葉でつかえるということはなくなりました。）
武蔵美の国語はまず過去問を解いてみて、自分の苦手な部分を認識してそれを克服するための練習を考えることが必要だと思います。
そして入試が近づく頃には、時間配分を意識して完答することよりも解ける問題を確実に解くことが必要になります。 |